石蕗 (つわぶき)

・菊(きく)科。
・学名 Farfugium japonicum
Farfugium : ツワブキ
japonicum : 日本の
Farfugium(ファルフジウム)は、ラテン語
「farius(列)+ fugus(駆除)」が語源、
といわれるが諸説あり。
・開花時期は、10/15頃〜11/ 末頃。
・葉は蕗(ふき)に似ている。
名前は”つや”のある葉から、”つやぶき”。
それが変化して「つわぶき」になった。
・きれいな黄色の花。

・冬から春にかけて、若葉をつみとって
塩ゆでにするとおいしいらしい。
葉を火であぶったものは腫れ物や湿疹に
薬効がある。
・「キャラブキ」や
九州名産の「佃煮キャラブキ」は、
このつわぶきの葉っぱで作られる。
・12月28日の誕生花(石蕗)
花言葉は「困難に傷つけられない」(石蕗)
・「ちまちまと した海もちぬ
石蕗(つわ)の花」 小林一茶

「石蕗(つわぶき)の 日陰は寒し 猫の鼻」
酒井抱一(さかいほういつ)

「いくたびか 時雨(しぐれ)のあめの
かかりたる 石蕗の花も つひに終はりぬ」
斎藤茂吉(さいとうもきち)